日産スカイラインGT−R(BNR32)
DIY記録

フロントシートにこいち化

Update:2016/01/12


1.ネットオークションで落札したシート。
※ パッと見、何の問題もなさそうです。
※ 運転席と助手席とで、色アセ度合いが違う事くらいです。・・・ところが。


2.助手席のココがバッサリッ!


3.で、シートの足が大変な事に!
※ 助手席がコレ。


4.運転席がコレ。


5.助手席の裏にタバコダメージ。
※ ネットオークションの紹介文には、「タバコダメージは気になる程ではありません」と書いてあったけど。





6.当初は、ポンとシートを乗せ換えるだけで済むと思っていたが、足が溶接加工されていた為それは不可能となり、ここで「にこいち化計画」となりました。
※ オークションシートをメインに使用し、足(シートレール)のみ既存のモノを使用します。




7.シートレールに、こんな板が溶接されてました。
※ 両シートの両足ともなので、計4枚溶接されてました。
※ ・・・でも、これで強度が出るのだから、”溶接”は大したもんだ。


8.下から見ると、こんな感じ。
※ 背もたれが既にない。分解前に不要板の分かりやすい画像を撮ってなかったもんで・・・。





9.先ずは、助手席です。
※ ダイヤルとレバーを外します。


10.ダイヤルを外し、
※注 ダイヤルは、力任せに引っ張っれば外れますが、ダイヤルの弱い部分が欠けてしまう恐れがあります。
※ 実際、欠いてしまいました。
※ 後述する事が、ご参考になれば幸いです。


11.レバーを、


12.外します。
※ レバーはネジ止めなので簡単に外れます。


13.カバーを外すと、背もたれ機構が現れます。


14.反対側のカバーも外します。
※ カバーにネジ穴が見えますが、そこはシートベルトの”受け側”が留められます。


15.カバーが外れました。


16.座面の裏側のケーブルを外します。
※ これは助手席のみ。・・・だったと思う。


17.いよいよ分離です。
※ 左側の2本のボルトと、


18.右のボルト1本を外すと、(画像は再掲)


19.分離されます。



20.次に、座面の布を剥がします。


21.布を縫い付けている針金(8箇所)を外します。
※ 実は、布(黒)とウレタン(オレンジ)は接着されてます。


22.座面の土台(金属)に、布を引っ掛けているフック(3箇所)を”ガンバッて”外します。


23.フックのアップ画像です。
※ 3箇所とも、こんな感じで引っ掛かってます。


24.ウレタンを、ガバッと剥がしたら、留め具(3つ)を外します。


25.土台とウレタンが分離されました。
※ しつこいですが、ウレタンと布は接着されていました。


26.同様の手順で、既存シートを分離&ウレタンを外します。
※ この台座を使用します。
※ 既存シートから流用するのは、この台座だけです。
※ オークションシートに、シートベルトの♀が無かったのには、作業を始めてから気が付きました。
※ なので、このシートベルトの♀も流用します。


27.オマケですが、このタバコダメージを、


28.こうしてみました。
※ 既存シートから切り取った生地を使ってみました。


29.失敗です・・・。


30.パーツが全て準備できました。
あとは、組み立てるだけです。


31.生地を台座に縫い付けた所。
※ アルミ線(だったかな?)を使用しましたが、元々の銅線でも良かったかなと、今では思います。


32.で、いきなりの完成(助手席)。
その1。

その2。


33.早速、車に戻します。

34.戻しました。



次に、運転席です。



35.既存の運転席のサポート部がこんな状態になってしまってました。

36.色比較。
※ 左がオークションシート。右が既存シート。
※ オークションシートは色あせが感じられず、とても良い状態でした。購入して良かった!
※ 画像だと分り難いですね。

37.で、いきなりの完成。
※ まぁ、やることは助手席と同じです。
※ 正面。

※ 右前。

38.シートを戻します。

39.シートを戻しました。

<完成>




おまけ



<おまけ1>
リクライニングダイヤルと留め具のアップ。

留め具がセットされたアップ。



<おまけ2>
リクライニングダイヤルが外し難いので、こんな風にやってみたら・・・。欠けてしまいました。

左が正常、右が欠けた状態。

欠けた箇所のアップ。

もっとアップ。
※ ピントがずれてる〜。

私の最終手段。
留め金具の頭に水糸を引っ掛けて、金具を引き抜きました。
シート本体とダイヤルの、僅かな隙間を少し広げながら水糸を差し込んで引き抜きました。
※ 水糸は柔らかいので、先っぽは固めて、そして金具に入り易いようにちょっと角度を付けました。
※ 水糸を固めたのはボンドだったかなぁ〜? 忘れてしまいました。

皆さん、お気を付けを!



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